2011年1月26日
[ウォルマート] 低価格指向への回帰姿勢を鮮明に

ウォルマートがサプライヤーに対して、オープニングプライスポイント強化の姿勢を鮮明に打ち出したようです。New York Postが報じています。

オープニングプライスポイント(略称OPP)とはアメリカの業界用語で、カテゴリー内(または品種)でもっとも低い価格帯のことを言います。

拙著でも書いたことなのですが、ウォルマートは歴史的にOPP重視で、元CEOのデイビッド・グラスはダラーストアを強敵とみなしてOPP強化を最優先としていました。

この姿勢が業務改革後薄れたんですね。
ところが昨年の方針転換で昔に戻った。

戻っただけではなく、サプライヤーいわくかつてなく強い姿勢を打ち出している、と紙面にはあります。
OPP商品を持っていないサプライヤーは去ってくれ、ぐらいの姿勢らしい。


まあ要するに、原点へ戻る姿勢を強烈に打ち出しているということなのでしょう。
一度ある方向へ向かうと、大企業ですから軌道を戻すには大変な労力が必要となる。だから、幹部が非常に強い姿勢を示すことで軌道の修正を図ろうとしているのだろうと、私は理解しました。


やっぱり、これがウォルマートなんだだと私は思います。

ところで昨日書いたアマゾンの件、完全無料ではなくやはり最低購買量というものがあるようです。
勘違いしたようで、何を買っても配送料がかかる、ではなく、無料になるオプションもある、というシステムをいま開発中ということなんですね。

ご指摘いただきましたYさん、ありがとうございました!


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鈴木敏仁 (04:14)

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