書籍チェーンのボーダーズが倒産しましたが、日本のメディアが書いているでしょうし、詳しくはメルマガや業界紙に書く予定なので割愛し、今日の店舗視察で確認してきたセイフウェイの新たな取り組みについて紹介します。
名称はSimpleNutritionプログラム、ヘルシーな商品をピックアップして、それぞれ何がどういいのかをPOPで表示するプログラムを開始しました。
どういうことなのか、店頭で見て、なるほど、これかと。
オーガニック、低脂肪、減塩、カルシウムたっぷり、グルテンなし、といった項目を19、青果には追加で3つ、トータル22項目で分類して、商品にPOPが貼り付けられています。
セイフウェイが数年前から開始した新たな取り組みのテーマはヘルス&ウェルネスで、マーチャンダイジングやPBなどすべてこのテーマに沿って進められてきました。
今回のプログラムもその一環ということになるのでしょう。
個人的には、これが他社との決定的な差別化になるということはないと思うのですが、ヘルシーな食生活の提案に取り組んでいるという姿勢をアピールするにはいいプログラムになるだろうなと感じました。
ただ、この企業はただでさえもともとPOPが多く、さらに差し込みPOPが並んで、よく言えば壮観、悪く言えばPOPだらけで、作業効率を考えたらどうなのかなと感じました。
ちなみにこのアイディア、ダラスのマーケット・ストリートという企業がずいぶん前からやっていて、目新しいことではありません。
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