CB Richard Ellisという不動産会社が、世界の大都市の商業家賃のランクを作っています。こういうランクがあると言うことを始めて知りました。
1、ニューヨーク:$1,900
2、香港:$1,697
3、シドニー:$1,301
4、ロンドン:$909
5、チューリッヒ:$829
6、東京:807
(Global Retail MarketView)
数値は今年の第1四半期、単位はスクェアフィート、その国で最も高いプライムロケーションの家賃を参考としているようです。
例えばニューヨークは5番街、ロンドンはウェストエンド、といった感じです。日本は銀座でしょうかね。
もちろんこういう各国の比較は為替の影響を受けますからこのランクを見て一概に理解することはできないのですが、東京が以外に安いというのは発見でした。我々日本人は東京は世界で一番高いというようなイメージを持ってるんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。
全体として家賃は前年同時期に対して1.9%増、年間では3.8%増だそうです。
これもまた、景気の悪化で下落しているものと思っていたのですが、上昇しているというのは意外でした。
高所得層は景気の悪化の影響をあまり受けおらず、ラグジュアリー市場の調子はすでに戻っているのですが、そのせいなのかもしれませんね。
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