一昨日に続いてのフレッシュ&イージーのニュースです。どうやらファイナンシャル・タイムズの記者が米国事業の責任者ティム・メイソンと一緒に店舗訪問して書いた記事の模様。
店舗デザインとマーチャンダイジングの変更です。
・花を現在の店舗の中央付近から入り口付近へ移動する。
・持ち帰り用のフレッシュコーヒーを実験する。
・対面サービスのベーカリーを導入する。
・HBC売場を縮小して加工食品500アイテムを加える。
・約3分の1の店舗面積をウッドフロアとする。
ティム・メイソンのコメントを抄訳します。
「フレッシュ&イージーは極めてシンプルなリテールモデルである。何かを加えると言うことはコストを加えることなのだが、今回の変更は加える価値が十分にあるものだ」。
このシンプルなリテールモデルがキーワードですよね。
どこまでこれにコミットしながら、食品リテーラーとしての楽しさや賑やかさを作っていけるかがフレッシュ&イージーの成否を握るかと。
ちなみに一昨日エントリーしたFSPは、各商品ごとの値下げ販促をお客によるカード使用のモチベーションとせず、使用を促す販促はポイントバックのみとするようで、その理由をメイソンはEDLPにコミットするためとしています。
お客とのコミュニケーションもメールのみとして、郵送によるダイレクトメールは送らない。
それとダンハンビーは使わないそう。
クローガーとの競合問題が指摘されていますが、本当はコスト問題なのではないかと私は推測しています。
誰がコストを負担するのかという話ですね。
長くなるので割愛しますが、これ、分かる方には分かることだと思います。
コメントする