先週ウォルグリーンが全店舗でインフルエンザの予防接種が可能になったことをエントリーしましたが、CVSとライトエイドも全店舗展開したことを相次いでリリースしました。どうやらウォルグリーンに刺激されたようですね。
CVSが7,200店舗、ライトエイドが4,700店舗、ウォルグリーンの7,700店舗と合わせると、実に19,600店舗でインフルエンザの注射を受けることができるわけです。
一つの大きなインフラができあがったと言っても過言ではないように思うのですが、どうでしょう。
さてユニークなのは、CVSが販促キャンペーンを実施している点です。名称は"You vs. Flu"(あなた対インフルエンザ)、つまり自分とインフルエンザが対決するというような表現で、なかなか秀逸なネーミングですね。
保険がカバーされない人が現金で支払う場合は29.99ドルで、現金払いの患者には5ドルの値引きクーポンが提供されます。
日本において、インフルエンザ予防接種のキャンペーンが一企業によって展開されるなどありえないでしょうし、値引きクーポンがもらえるなんてさらに考えられないことでしょう。
医療と金儲けを一緒にするなんてと目くじらを立てる人がいそうですが、しかしこれに釣られて注射をすれば病気になる人が減ることになるかもしれず、一概に批判するのはナンセンスでしょうね。
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