エデュアルド・カストロライトが来年の7月1日に退任することが明らかになりました。
カストロライトの現職はグローバル・Eコマース&グローバル・ソーシング部門のCEOですが、元は米国ウォルマート事業のCEO、昨年半ばに異動したのですが、実質的にはプロジェクトインパクト失敗の責任を取って降格されたのでした。
バイス・チェアマンという肩書を今も持っているのですが、ウォルマートでは過去このポジションを持った人はみなCEOになってまして、カストロライトはレースの筆頭を走っていたんですね。
プロジェクトインパクトの失敗で世界最大の企業を率いるチャンスを失ってしまったわけです。
野次馬的ではありますが、心境はいかなるものかと忖度してしまいます。
年齢はまだ56歳ですからねえ。
ちなみにプロジェクトインパクトは大手のコンサルタント企業が作ったスキームなのですが、担当者はどうしてるのかななんてことも考えてしまいます。
この巨大企業のレールを曲げ、上を走っていた人のキャリアも壊したわけですから。降格ぐらいじゃ許されないでしょう。
まあしかし、採用者に最終的な責任があるわけで、関係の無い話かもしれませんけどね。
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