ウォルマートが歳末商戦に向けて積極的な価格戦略を導入します。11月1日から12月25日までにウォルマートで購入した商品に関して、プロモーション価格も含めて他社で同じ商品が安く売られていた場合、差額をギフトカードで返金するというものです。
ただし例外があります。
ブラックフライデー用の販促価格、期間切れの販促価格、ネット販売の価格、在庫一掃セールの価格、等々。
先日のアナリストカンファレンスでウォルマートは、これから数年かけて荒利益率と販売管理費率を下げる、すべて生産性ループを回すことによる改善のよるもので、サプライヤー支援や経済の好転といった外部要因にはいっさい頼らない、と明言していました。
これによって価格を下げて行くというわけです。
プロジェクトインパクトの失敗から、価格に徹底的にこだわる取り組み姿勢に方向転換しているのですが、今回のプライスマッチングもその取り組みの一環ということになります。
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