アパレル専門店チェーンのパシフィックサンウェアが第3四半期に赤字を計上しました。売上高は2億4,200万ドルで6.1%減、最終利益高が1,760万ドルの赤字、昨年同時期が700万ドルの赤字だったので、赤字額が増えたことになります。
既存店成長率は3%減。
この発表と同時に新たな負債の借り入れなど財務的なリストラプランが提示されているのですが、店舗閉鎖プランも含まれていて、これから14ヶ月で175~200店舗を撤退し、550~600店舗体制にするとしています。
このニュースを読んでふと感じたのはアパレル業界の浮沈の激しさ。業績を落としているということは知っていたのですが、数百店舗のスクラップに踏み切ると言うことは、かなりのところまで来ている感じですよね。
パシフィックサンウェアは一時期飛ぶ鳥を落とすような勢いで成長していた企業でして、そのときの印象が強く記憶に残っているんです。
ファッションビジネスのサイクルの早さというものを痛感します。
<追記>
来週一週間は東京出張です。アップデートが遅くなるかもしれませんが、ご容赦下さいませ。
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