ベストバイが第4半期と通年の業績を発表したのですが、赤字決算で既存店もマイナスでした。
50店舗の閉鎖と小型のモバイル専門店100店舗の新店プランも合わせて発表。
第4四半期は前年比3%の増収で17億ドルの赤字、既存店成長率は2.4%減。
通年では売上高507億ドルで前年比2%増、赤字は12億3000万ドル、既存店成長率は1.7%減でした。
赤字の要因はヨーロッパ事業の清算に伴う減損が大きく、これがなければ黒字だったようです。
ただ既存店成長率のマイナスと、50店舗の閉鎖が気になります。
とくに店舗閉鎖。
大型店舗をサポートできなくなりつつあるというのは数年前からの傾向で、どうやってダウンサイジングしていくかが課題となっているのですが、大型店舗をどんどん増やしてきた大手ディスカウントストアの時代が終わって、次のステージへと向かいつつあるような感触を強く持っています。
同社はいままで何回か壁にぶつかっていて、その都度乗り越えてきた歴史を持っています。
いままさに再び壁にぶつかっているような印象で、だとするとこれをどう乗り越えるのか、どう変革の道筋は立てていくのか、興味は尽きません。
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