2012年4月11日
[フレッシュ&イージー] 機関投資家が米国ビジネスを批判

英テスコの機関投資家が最近の業績悪化に対して英国の新聞で批判的な記事(またはコメント)を載せ、その中で米国事業、つまりフレッシュ&イージーの撤退を要求しているようです。

テスコの実力や店舗を実際に見た感覚としてはフレッシュ&イージーを簡単にスクラップするとは思えないのですが、しかし株主からのプレシャーで撤退を決断するということはあり得るのかもしれませんね。
例えばカルフールの日本撤退のきっかけは本体が業績を落としたからでした。


イギリスの投資家もかなりアメリカ的で短期的な利益を要求する傾向が強いようです。今までの投資額や想定される累積赤字を勘案するとフレッシュ&イージーが英国本体に利益貢献するには確かにかなりの時間を要するだろうと思うのですが、投資家は待たずに早くやめろというわけで、それが果たして正しいのかどうかと言うと難しいところです。
長期的な視点でじっくりと育てる価値のある事業もありますからね。
上場企業のジレンマです。


ついでながらこれについてアメリカのメディアが書いているのですが、相変わらずの賛否両論で、引き続き評価の安定しないフォーマットです。

<追記>
昨日のベストバイのCEO辞任のニュース、続報ではブライアン・ダンの仕事とは関係のない"個人的な行為"に問題が浮上して取締役会が調査を開始し、その結果が出る前に辞任したということなのだそうです。
個人的な行為とは、普通は女か金、ですよね。
"賞賛できる身の引き方"ではなかったようです。

鈴木敏仁 (02:02)

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