売却するとしていた別フォーマットの店舗グループを、一つにまとめてスピンオフさせる計画であることが明らかになりました。
当初は、シアーズ・ホームタウンとシアーズ・ハードウェアストアを売却するとしていたのですが、これにアウトレットストアを加えて一つに事業体とし、切り離して上場させるようです。総店舗数は1,240店舗。
株の大半を所有するのはシアーズホールディングの大株主であるESLインベストメンツ、つまりエドワード・ランパートが直接所有することになる模様。
つまり、シアーズホールディングというホールディングカンパニーの下ではなく、資本的には横並びとなるわけですね。
これで4億~5億ドルを調達するそうです。
売却せず自らのコントロール化におきながら、資金はちゃんと調達する。
さすがは金融のプロだなと。
おととい株主総会が開催されたのですが、ランパートはこんなコメントをしています。
「皆さんの信頼を失ってしまった。いままさに信頼を回復し始めたところだと思っている。」
と発言はポジティブなのですが、いまのところ店頭をどうするのかは相変わらず不透明です。
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