ターゲットが第1四半期の決算を発表、増収増益で好調な数値でした。この発表の中で今後の新たなイニシアチブが並記されていたのですが、ホームファッションPBの再活性化が目につきました。
具体的には、リブランド(rebrand、再ブランド)と表現されています。
良い日本語が見つけられなかったので再活性化としていますが、ブランディング戦略をがらりと変えるという意味なので、正確には違いそうですね。
今年の秋を目処にターゲットホーム(Target Home)をスレショールド(Threshold)という名称に変えるそうなのですが、ターゲット・エッセンシャルズを数年前にてこ入れして成功したため、この成功を基礎としてターゲットホームのリブランドに踏み切ることに決めたとのこと。
なんでも過去最大と言って良い大がかりな取り組みになるそうです。
名称を変えると言うことはブランドに込められたストーリーも変えることになる、つまり土台から手を加えることになるので大きな取り組みになるというわけですよね。ただの名前の付け替えとはわけが違います。
ターゲットホームは同社トが持つPBの中でも最大だそうですから、経営層が課題先送り体質を持っていると手を入れることはまずないですよね。
そう考えると、ターゲットの強さというものの一端が分かるのではないかと思います。
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