クローガーのCFOが金融会社主催のカンファレンスで、店舗面積を若干大きくしたコンビニエンスストアを実験しているとコメントしました。
増やしたカテゴリーは、肉、青果、若干の総菜とグローサリーアイテム、だそう。面積も"若干"という表現を強調しているので、見るからに大きなフォーマットというわけではなさそうです。
注目したいのは、増えている小型のグローサリーストアに対処するためとしている点。
いまアメリカの小売業界は、小型フォーマットが大きな取組課題です。
例えばロサンゼルスのボンズが小型フォーマットを開発して失敗してますが、これは大きい基盤から小さいものを開発したものですね。
クローガーの場合は小さい基板から大きいものを開発しようとしているわけで、発想が逆になっています。
成功するかどうかは別にして、こういうトライアルは非常に大切だと思います。
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