2012年7月27日
[ウォルマート] 身障者グループがセルフレジで提訴

ウォルマートがセルフレジで身障者グループから提訴されました。セルフレジでクレジットカードを通すリーダーや暗証番号を押すボタンに車いすだと届かないなど不便がある、いかなる消費者に対してもアクセスできるようにしなければならないという理由ですね。訴訟が起こされたのはカリフォルニアで、原告は身障者団体と個人2人で、集団訴訟を求めているようです。

この訴訟、言われてみれば、その通りかなと。
人間が立って作業することを想定した作りになってますよね。

アメリカらしい訴訟だと言えるのですが、実はこういう案件の積み重ねの歴史によってアメリカの店舗はバリアフリーになっているわけです。
そしてすでにバリアフリーですから、今後の高齢化に備えて高齢者用にデザインを作りかえるという必要性が低い。

日本もだいぶ変わってきたと思いますが、まだまだバリアは一杯ありますよね。
セルフレジもバリアの一つなのだという指摘がアメリカにはあるという話は、知っておいて損はないでしょう。

鈴木敏仁 (01:20)

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