今週初頭にベストバイの取締役会が、バイアウトを提案している創業者リチャード・シュルツに対してデューデリジェンスを許可しました。ベストバイ取締役会は自らの手による再建を選らんでいて新たな経営者を雇ったばかり、シュルツによるデューデリを認めていなかったのですが、たぶん批判が出ていたのでしょうね。株価も落ちていたのですが、このニュースの直後に上がっていて、ウォール街もこの判断を支持している模様。
合意内容は以下の通りです。
シュルツにはこれから60日間の猶予が与えられてその後に買収提案を行う。もしこの提案が拒否された場合、来年の1月に2度目の提案を行う。取締役会には30日間の猶予があって、その後シュルツは株主総会で提案を行うことができる。もし取締役会と株主に拒否された場合、次の提案を行うまでに1年間待たなければならない。
シュルツにとってはとりあえず扉が開いたといったところでしょうか。
資料を読むに、規模が大きいのでいまだ懐疑的な見方が多く、バイアウトが成立するかどうかはいまだ不透明ではあります。
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