ファミリーダラーに対して起こされていた時間外労働の賃金未払い団体訴訟で、店長1,700人に総額1,400万ドルを支払う和解案で双方が合意しました。
先週水曜日のニュースです。
ポイントは2つ。
労使問題はスケープゴートとしてのウォルマートがやり玉に挙がることがほとんどなのですが、実はこういう訴訟はよくあることなんですね。
ニュースとして一般には目につくこと無く気づかれずひっそりと過去へ消えていってしまうことがほとんどなのですが、ウォルマートだけではないということは知っておいて欲しい。
それと、こういう訴訟が起こることで労働環境は改善されていくものなのだということですね。
米小売業界の労働環境は日本と比較するとけっこう良いと思うのですが、労使の軋轢の長い積み重ねで現在ができあがっているというわけです。
コメントする