クローガーが大型フォーマットのマーケットプレイスでアパレルの実験を始めました。
もちろん実用衣料が中心ですが、アウターやインナーから、ジーンズ、靴、ジュエリーまで、一通りのファッションカテゴリーを取り扱っているようです。
クローガーには西海岸にフレッド・マイヤーという、スーパーセンターの原型のようなフォーマットを持つ企業が傘下にいまして、このノウハウを取り入れている模様。
メディアのインタビューに対して、「成功するのは分かっている、他の商圏でも成功する」と自信を見せてます。
実験もやるやらないではなくて、マーチャンダイジングの調整が目的みたいですね。
マーケットプレイスはハードウェア、園芸、家具といった非常に重たいカテゴリーを持ってまして、そういったカテゴリーと入れ替えるのであればアパレルの方がよほど良いとも言えるのですが、ただクローガー=アパレルという認知が消費者にゼロですから、「成功するのは分かっている」と言い切れるほど簡単ではないでしょうね。
ただトライするというのは重要、カナダにはロブロウのようにPBアパレルで専門店まで開発してしまう企業がいますが、アメリカのスーパーマーケットでアパレルで成功している企業は皆無なので、今後に注目ですね。
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