スーパーバリュに対して、ロン・バークルのユカイパ、KKR、TPG、サーベラスがアプローチしていると、経済誌がディールに近いソースからの情報として掲載しています。
いずれも全社まるごとではなく分割して一部を買うことに興味を持っている模様。
スーパーバリュはもともと丸ごと買ってくれる相手をさがしていたのですが、そういう買い手がいないため売却戦略をやはり変えたようですね。
またミシガンのスパルタンストアも一部の店舗の買収に興味を持っていると伝えてます。
目を引いたのはこのくだり。
まず最も価値が高いだろうと見られているセブアロットの資産価値が19億4000万ドルと見積もられているのに対して、卸は8億ドルと半分以下で、セブアロットの方がかなり高いんですね。
スーパーバリュの卸ビジネスももはやそのレベルなのか、と。
また長期借り入れ金が60億ドルもあって、これが売却のネックになっているようですね。
スーパーバリュの昨年度末の総資本は120億ドルなので約半分に達しているのですが、これはアルバートソンズの買収からずっと引っ張っている重荷です。
分割で売却されるというシナリオが現実味を帯びてきました。
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