ホームデポのCEOフランク・ブレイクがメディアにインタビューでコメントしています。
「住宅市場に好転の兆しはあるが本格的な回復にはまだ2年は必要だろう、明るい材料がいろいろ出てくるが大げさに捉えてはいけない」。
底を打った感はあるのですが、まだまだという感じなんですね。
ホームデポもロウズも住宅不況のあおりをまともに受けて、ここ数年業績が良くありません。
逆に言うと、リーマンショック以前はものすごい勢いで成長していたのですが、市場の追い風があったんだなということが分かります。
ブレイクが面白いことを言ってます。
「お客がリフォームを経費として捉えているのか、投資として捉えているのか、を我々の業界は問わなければならない」。
経費として捉えるならば費やしたお金が戻ってくることを期待していないことを意味するが、投資として捉えるならば戻ってくることを期待していることになる。
リフォームした家のバリューが上がらないならば経費とみなすだろうし、上がらるならば投資となる。
経費と考えているならば出費は少なくなるだろうし、投資と考えるならば使う金額も大きくなる。
ということを言おうとしているわけです。
お客がリフォームを投資として見始めると住宅市場もどんどん上向く、ということですね。
分かりやすい良い表現だと思います。
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