東海岸を襲った大型ハリケーン、サンディによる被害は10/31の時点で死者59人にのぼり、甚大な影響を与えています。
いまも各地では復旧に向けての努力が続けられているという現状のようです。
小売企業はと言うと、閉店による売上の影響は出そうですが、いまのところ多大な損害を被ったというニュースは出てきていません。
例えばウォルグリーンはピーク時で750店舗をクローズ、昨日の時点でクローズしていたのは530店舗で、徐々に減っているとのこと。
ウォルマートは月曜日の夜の時点で267店舗を閉鎖、昨日の午後の時点で80店舗にまで減っていました。
ウォルマートは大きなダメージを受けた施設はゼロで、歳末の売上計画についても修正する必要が無いとコメントしています。
またグローバル・エマージェンシー・マネジメント部門の責任者が、東海岸もこれからはガルフコースとのようなハリケーン対策を考えなければならないかもしれないとコメントしているのですが、気候が変動していて今までにない自然災害が東海岸を襲う可能性があるということですね。
ちなみにグローバル・エマージェンシー・マネジメント、おそらくハリケーン・カトリーナによる被害から開発された部門ではないかと思うのですが、全米に大きな店舗と物流網を持つウォルマートならではという部署ではないかと思います。
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