米司法省が大手出版社5社とアップルを相手取って、電子ブックの価格談合で提訴していたことは二度ほどエントリーしました。
[バーンズ&ノーブル] 米司法省による和解案に反対表明
連邦裁判所が電子書籍の価格協定問題で米司法省と大手出版三社の和解を認可
この5社うちの3社が9月に和解し、今回はペンギン社が和解したので残りはアップルと出版大手1社となりました。
今後価格に関する契約を小売と結ばないというのが和解の内容で、実質は出版社側が談合を認めたものだと思います。
ただしあくまでも和解であって訴訟で白黒つけたわけではないので、出版社側は法や規制に抵触したことを認めていません。
残るはアップルとドイツ資本のマクミラン社なのですが、4社が脱落したことで形勢は圧倒的に不利です。
これからどう動くのか注目したいと思ってます。
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