2013年1月30日
[アマゾン] 売上高27%増で600億ドル超え

アマゾンが第4四半期と通年の業績を発表しました。
通年で、売上高は610億9000万ドルで前年比27%増、営業利益高は22%減の6億7600万ドル、最終利益高は3900万ドルの赤字(2011年度は6億3100万ドルの黒字)でした。

アマゾンの年商ランクは業界10位でしたが、600億ドル超えで、ロウズとベストバイを抜いて8位となる公算が高くなりました。
そしてついにターゲットが視野に入ってきた。

ただ一昨年度の売り上げの伸びの40%から成長率が落ちましたね。これから年々成長率は落ちていくでしょうから、一気に上位へ、というわけにはいかないでしょう。
まあしかし、この規模になってまだこれだけ伸びていること自体たいしたことですが。

ちなみに赤字決算なのですが、日本のメディアや業界がどう表現するか楽しみです。
アマゾンはいま投資モードなので、赤字をあえて出してまして、つまり「赤字に転落した」のではなくて、「戦略的に赤字を出している」のが正解。
ベゾスはしばらくこのモードを継続すると言ってます。
今年も赤字かもしれませんね。

ベゾスは上場時に金融業界の人たちと交流し、がっかりして、必要最低限のことしか話をしないしディスクローズもしない、と決めたのだそう。
赤字決算もベゾスが正しいと考えてやっていて、ウォール街の顔色を伺ってとりあえず黒字を出す、なんてことは絶対にしない。
どうぞ勝手に判断して、というスタンスなんですね。

ということで、赤字決算ではありますが、アマゾンは相変わらず好調です。

鈴木敏仁 (03:32)

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