創業者のリチャード・シュルツが買収に動き始めたのは昨年半ばのことでした。今月末が最終プランの提出期限で、ベストバイはその後一か月かけて検討して回答するというスケジュールとなっています。
ただ資金の調達がうまくいっていない模様。バイアウトは無理なので別のやり方を検討しているようだと大手メディアが報じています。
全株買収ではなくて一部の株を買うにとどめるようで、それでもシュルツ自体が20%を所有している大株主なので、企業への影響力は増えることがあっても減ることはないというわけですね。
ただし現在投資グループとの交渉の真っ最中で、オリジナルプランのバイアウトに踏み切る可能性もあるとしています。
ベストバイ全資本の買収には80億ドルが必要で当初からハードルが高いと指摘されていました。
おそらく投資企業にとって出せない金額ではないと思うのですが、シュルツが買って再建できるかどうか不透明感が強く、一歩踏み込めないのでしょうね。
シュルツがどういうプランを投げるのか、あと半月で結果が出ます。
コメントする