ターゲットは昨年からコスメの対面販売をシカゴエリアの28店舗で実験しているのですが、実験地域を拡大することを発表しました。
どの地域に何店舗かは不明。
アメリカのコスメ市場はデパートの対面販売(プレスティージ)と、それ以外のセルフ販売(マス)の二極に分化していて、マス市場は完全セルフです。
ウォルグリーンのようにコスメに売場担当者を置く企業も存在しますが、対面でコンサルテーションしながら売る機能を担っているわけではないので、セルフと言って間違いない。
こういう市場で対面の実験をするというのは、ある意味画期的なんです
マスビューティが強いターゲットだからこそという感じですね。
数年前にブーツが一部の店で対面やってたのですが、やめてしまいました。
またロサンゼルスのアーバンエリアの店舗で対面担当者を置いていますね。資料だとシカゴで実験となっているのですが、ロサンゼルスでもやっているのではないかと思います。
こういう人件費が追加で必要となる取り組みの場合、アメリカの小売企業は非常にシビアに生産性やリターンを見極めようとしますので、成否は注目できるでしょう。
ちなみにターゲットによる対面サービスの取り組みとしてはもう一つ、ベストバイのギークスクワッドをデンバーの20店舗で実験中で、これもカンザスシティの20店舗に拡大することが分かっています。
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