トイザらスがネット販売との価格を合わせる価格マッチングを開始しました。
名称はプライスマッチ・ギャランティ。
新学期セールが終わって、次のビッグイベントである歳末に向けてすでに動き始めた、ということなのでしょうね。
さてこの価格マッチング、対象企業が限られているところがミソです。
例えば昨年ターゲットはアマゾン、ベストバイ、ウォルマート、トイザらスに限定してネット価格とのマッチングを実施しましたが、これは対象を限定しないとネット上には無数の企業が存在して収集が付かなくなるからなんでしょう。
おもしろいのは、自社のネット価格とも合わせるとしている点。
店頭とネットの価格はけっこうシンクしていません。
例えば店で買って、あとで同じ企業のネットで安いのを見つけたのでとりあえず買い、店で買ったものを返品に行く、ということを何回かやったことが個人的にあるのですが、かなり面倒なんですよね。
マッチングを宣言したところで、いずれにしても店に戻ってお金を返してもらう手間がかかるわけで、消費者としては困ったものだなと思います。
それと、ポリシーのページには細かい条件や除外事項がたくさんあって、これをお客が読むのかな、と。
さらに、このポリシーが店員に徹底されるかというとそういうわけでもなく、店によって取り扱いがけっこうばらついたりするんですよね。
なので、字面通りに受け取ることのできないのがこのプライスマッチングなのです。
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