2013年11月18日
[アマゾン] USポスタルサービスと提携して日曜宅配を開始

先週はまた研修のコーディネートでエントリーが減りました。
ダイジェストです。

[アマゾン] USポスタルサービスと提携して日曜宅配を開始
アマゾンがUSAポスタルサービス(アメリカ合衆国郵便公社)と組んで日曜宅配を開始します。
場所はシアトルとロサンゼルス、追加料金はなし、お客に特に知らせると言うことはなく通常のデリバリースケジュールの中に日曜日が組み込まれることになるようです。
USポスタルサービスは郵便物の減少とUPSやFedexとの競合で業績を悪化させてまして、今年は60億ドルという巨額の赤字を計上する予定の模様。
土曜日配達をやめたりオフィスの閉鎖などで一生懸命経費を削減しているところでして、これが日曜日宅配でアマゾンと組むというのはけっこう意外なニュースということができます。
即日に加えて日曜の宅配もこれから大手小売企業によるEコマースの取り組み課題になってきそうですね。


[スターバックス] クラフトに違約金27億ドルに支払い命令
スーパーマーケット向けのスタバのコーヒー豆はすべてクラフトが製造していました。開始は1998年。
ところがスタバが2010年に7億5,000万ドルを支払うから契約を破棄したいと申し出、しかしクラフトが拒否し、スタバは合意を得る前に取引を中止し、訴訟となっていたものです。
この背景にはシングルユースのポッド型コーヒーの普及がありました。
ちょっと長くなるので事情は割愛しますが、米スーパーマーケットのコーヒー豆の売場はこの数年で大きく様変わりして、ポッド型商品が圧倒的な陳列量となっています。
スタバはここへの参入を理由としてクラフトと袂を分かち、これでクラフトは大きく後退し、スタバの戦略がポッド型市場を決定づけたとも言えそうで、パッケージ商品でもスタバは大きな影響力を持っているということのようです。

[ウォルマート] 第3四半期の業績は売上増も既存店はマイナス
ウォルマートが第3四半期の決算を発表、連結売上高は1.6%増でしたが米国内事業の既存店成長率が0.3%減で、これで3四半期連続のマイナス、さらに第4四半期の見通しもネガティブ気味で、メディアがこぞって取り上げています。無保険者の縮小を目論むオバマケアが稼働し始めていて、これが低所得層の消費に与える影響を懸念するとしているのですが、最初は年初の減税プランの終了、11月のフードスタンプ(低所得層向けの食料費補助金)の減額、予算を巡る議会の紛糾、そして次が保険かと、既存店マイナスの言い訳がまた増えたとメディアはウォルマートを皮肉ってます。
これは私の見解でここで以前から書いてますが、ウォルマートの既存店は高止まりしていて、成長率は1~-1%程度の間を行き来するだろうと思っているので、そんなものでしょう。
前回書きましたが、店頭を見る限り歳末に向けてウォルマートはやる気満々です。

鈴木敏仁 (02:44)

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