2013年11月27日
ダグ・マクミロンのリーダーシップ能力について

ウォルマートの次期CEOとしてダク・マクミロンが指名されて二日を経過しましたが、メディアやアナリストの評価は予想通りとは言えとても高く、ウォルマートという企業の人材開発力というものを改めて感じているところです。

ところでチェーンストアエイジの千田編集長がこんなブログ記事を書かれていて、せっかく私を引用していただいたのでお返しに私も引用させていただこうかなと。
ウォルマート次期CEO(最高経営責任者)予想

事業部説明会にCFOと二人で臨んでいたという話。

マクミロンと、今回選に漏れた(と思われる)ビル・サイモンは、大観衆を前にしてのプレゼンテーション能力が高く、ウォルマートのような大企業の場合これは必須の能力で、この二人は適任である、というようなことを書いた記事を以前目にしたことがあります。
マクミロンはMBAを持つ頭の切れる人なのですが、一方で明朗で明るく人から好かれるタイプです。その上で大観衆を前にしてもいつもと変わらずプレゼンできるというわけなので、リーダーとして最適なのだろうということは、端から見ても分かります。
これを千田さんはリアルに感じたということなんですね。

マクミロンならおそらく横のCFOの助けを借りなくても質疑応答をすべてきっちりとよどみなくこなせるんじゃないでしょうか。

ちなみに千田さんのブログ記事とは関係ないですが、おもしろいなあと感じているのはたたき上げという経歴が強調されている点です。
私の知識では、アルバイトとして学生時に働いただけで入社後すぐに本社に入っているので、例えば売場に立ったとか店長を経験したとかそういう経歴はないはずなのですが、しかし現場にいたということをウォルマートはあえて強調しているように見えて、現場の人心掌握に彼の経歴を上手に活用しているんだろうなと。

マクミロンはまだ47才です。
この年齢だけみても、ウォルマートはすごい選択をしたなと思いますよね。

<追記>
明日は感謝祭で、翌日から一週間ほど研修コーディネートに入るので、アップデートが再びスローになりますがご容赦ください。

鈴木敏仁 (01:27)

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