2013年12月24日
ドミニックスのシカゴ撤退の影響度

セイフウェイ傘下のドミニックスが今週末までに店舗を閉鎖するのですが、売り先として決まっているのは4店舗がジューエル・オスコ、11店舗がラウンディズだけ。
その他は交渉中とされているのですが現状では決まっておらず未発表です。
72店舗ですから57ヶ所が空き物件となってしまうわけですね。

この物件を埋めるために市が動いています。
食品組合の幹部や前ドミニックス幹部をタスクフォースのメンバーとして市が任命、14人体制で買い手を見つける努力をしているとメディアが報じました。

職が失われる、食品供給チャネルが減る(つまりフードデザート化する)、税収入が減る、が行政にとって問題なのでしょうが、今回の撤退はタスクフォースを結成して対処しなければならないほいど深刻な問題化しているということなんですね。
セイフウェイが撤退を先延ばししたつけが市行政にまで及んでいるというわけです。

出店は楽ですが、撤退は難しい。
何事も、やめる、減らす、削減する、は難しく、これに知恵を絞る人、または組織が勝つ、というのが私の持論。
セイフウェイもこの点において平均的な企業だったというわけです。

<追記>
アメリカの今週はクリスマス休暇モードでして、ニュースのボリュームもがっくりと減りました。
私もそれに合わせてエントリーを減らすことにします。
年明けまでボリュームが減りますがご容赦ください。

鈴木敏仁 (11:58)

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