アプリの売上高が12月の一ヶ月で10億ドル、年間で100億ドルを売り上げていることをアップルが明らかにしました。
これ、おそらく見過ごされがちなニュースだと思うのですが、実はすごくインパクトのある話です。
ネットで調べたところアップルが取る手数料は30%だそうなので、正味の売上高は30億ドル、日本円でなんと3,000億円。
しかしそれよりも注目すべきは開発者への支払いサイトで、これもネットで調べたところ、末締めの45日後払い、となっています。
最長で75日後...
仮に一番短い数値を取って45日とします。
70億ドル/365×45日=8億6,300万ドル=863億円
実際はもっと大きく、10億ドル=1,000億円ぐらいはあるでしょう。
これが無利子で運営可能な運転資金となっているのです。
打ち出の小槌とはこのことかと。
この潤沢な運転資金がある限り、ソニーも、パナソニックも、サムスンも、簡単には勝てないんじゃないでしょうかね。
GoogleがGoogle Playで後を追う理由が分かるというものです。
ちなみにアマゾンもこれとまったく同じスキームで、おそらくアップル以上の運転資金をはじき出しているということは、実はあまり知られていません。
2014年1月 7日
[アップル] アプリの年商が100億ドル超え
鈴木敏仁 (02:31)
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