セイフウェイとジャイアントイーグルがiBeaconsを利用した位置情報プラットフォームを導入しました。
導入した店舗数は双方合わせて200店舗以上、おそらく実験だと思うのですが資料には実験とは書いてないです。
iBeaconsの説明は英語版ウィキにあるのですが、日本語版はまだ書かれていないようです。
こちらがアップルの説明。
iOS 7:位置情報サービスについて
この記事も参考になりますね。
iOS7の隠れキラーコンテンツとなる近距離無線通信「iBeacon」とは?
小さなサイズ、低コスト、通信距離の長さで、NFCよりも優れている模様。
店舗でどう使われるかというと、お客が入店するとアプリで登録してある商品リストの中からセールアイテムを知らせする、エンドに近づいたらクーポンを表示する、などなど。
コストが低く、高機能な点で、普及の可能性が高そうな技術と言えそうです。
またどうやら決済にも使用可能になるようで、そうするとNFCと競合してゆくことになりそう。
アメリカでは非接触型の決済システムが普及してません。
アップルがiPhoneの普及度をてこにして仮にこれからiBeaconsの展開に成功すると、決済システムの標準がiBeaconsになってしまうかもしれない。
アップルがNFCを入れない理由はこれなんだということにようやく気づいたのですが、日本では電子マネーが普及してNFCがすでにインフラ化しているので、これから日本で何が起きるのか実に興味深いですね。
またガラパゴス化するのか、なんてことをふと思ったのでした。
2014年1月 8日
セイフウェイとジャイアントイーグルがiBeaconsによる位置情報サービスを導入
鈴木敏仁 (02:49)
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