ブルックストーンが連邦破産法11条を申請して破綻しました。
2005年にバイアウトされ投資企業が所有してきましたが、それ以来CEOが7人、会長が4人と経営陣の入れ替えが激しく、長期戦略を立てることができなかったことが敗因と説明されています。
優秀な経営陣を確保できなかったのはひとえに投資企業の責任ですね。
ブルックストーンはちょっと変わったお役立ちアイテムを集荷するコンセプトで、カタログ販売からスタートし、モール内に出店するフォーマットで成長しました。
資料では触れられていないのですが、こういう商材はまさにネット向けでして、ネットにやられたというのが業績悪化の最大の要因でしょうね。入れ替わった経営陣がネットへのシフトを怠ったということです。
スペンサーズという、同じようにちょっと変わったおもしろい商品を扱っているのですが狙う年齢層がブルックストーンより低いチェーンストアが買収を提案しているのですが、店舗のみスペンサーズが引き取って、ブルックストーンはネット専業になってしまうような気がしています。
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