2014年6月24日
ターゲットが業績を落としている理由

本日のウォールストリートジャーナル紙が面白い記事を載せていました。
ターゲットCEOの解雇の前提として、上層幹部からのプレッシャーがあったという内容ですね。


一部の幹部がターゲットをどうすれば改善できるかという会議をして、その結果が、もしスタインヘイフェルがやめなければ自分たちがやめる、で、これを取締役会に伝え、その直後にスタインヘイフェルの解雇が決まった、という話。
つまりスタインヘイフェルの仕事に対してほとんどの幹部が疑問を持っていたということです。

ざっとまとめると・・・。
ターゲットの強さであったクリエイティブな魅力は自由闊達な企業文化によって支えられていたのだが、スタインヘイフェルがCEOになってから組織がビューロクラシー化して硬直化しクリエイティビティが失われた。

私は昨年半ばぐらいからターゲットがつまらなくなったとあちこちに書いたり、言ったりしてきたのですが、なるほどそういうことだったのかと腑に落ちました。

どんなに素晴らしい企業でも、経営者1人でだめにしてしまうという好例ですね。
あのホームデポも、たった1人が経営を破壊してしまいました。

リーダー不在の状況が続いているターゲットですが、誰がCEOとなって、そして復活なるのかどうか、興味深いところです。

鈴木敏仁 (12:21)

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