ウォルグリーンが英アライアンス・ブーツの残りの株式55%を取得し、100%買収することを発表しました。
2012年に45%の株式を取得、残りは3年間に取得できるというオプション付きだったのですが、オプションを実行することを決めたということになります。
株主総会での承認と規制当局の許可が必要ですが、おそらく通ることでしょう。
今回の予定額は52億7,000万ドル、前回が67億ドルだったので、総額は119億7,000万ドル、日本円換算で1兆円を越える非常に大きな買収ディールということになりました。
ホールディングカンパニーの名称はウォルグリーン・アライアンス・ブーツで、傘下に、米国ウォルグリーン・ドラッグストア、英国ブーツ・ファーマシーチェーン、英米国外ホールセール&リテール、グローバル・ブランド・ビジネス、の4つの事業ユニットがぶら下がる組織編成になるとのこと。
10カ国に、総店舗数11,000店舗、配送センター370ですから、大きなドラッグリテールネットワークができあがることになりますね。
またアメリソースバーゲンと提携していますから、加えると配送センター数は400近くなります。
垂直統合によるレバレッジをかけているCVSと、海を越えた水平統合でレバレッジをかけるウォルグリーンということになるのですが、どちらの戦略の方が優位なのか、興味は尽きませんね。
2014年8月 6日
[ウォルグリーン] 英アライアンス・ブーツ株を100%取得へ
鈴木敏仁 (12:45)
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