ダラーツリーによる買収が決まっているファミリーダラーに対してダラーゼネラルがカウンターオファーしました。
ダラーツリーの買収オファー額85億ドルに対してダラーゼネラルは90億ドル。
ダラーツリーによる買収発表後に証券取引所に提出された書類によると、カール・アイカーンがファミリーダラーの大株主になって売却提案をする前から両社はM&Aの検討をしていたのだそうです。さらにこの書類には匿名のもう一社も同時に話し合いの席についていたと書かれていて、おそらくこの企業はダラーゼネラルだろうとメディアが推測しています。
その後に入り込んできたカール・アイカーンをダラーゼネラルは嫌って離れたのですが、ダラーツリーは降りずの正式な買収を提案。これでアイカーンは満足して引いたのですが、そのため今回ダラーゼネラルが仕切り直ししてカウンターオファーを出したということのようですね。
ファミリーダラーは業績が安定していないのでバイアウトの対象になりやすく、定期的にオファーがあってその都度却下するということをくり返しているという話を書いた資料を読んだ記憶があります。あのウィリアム・アックマンも絡んでいたはずです。
ダラーゼネラルは11,338店舗、ファミリーダラーは8,246店舗、独占禁止法に抵触しないよう700店舗の売却を想定しているようですが、それでも両社合わせて19,000店舗弱、売上高は280億ドル程度となります。
ダラーツリーのリアクションに注目が集まります。
2014年8月18日
[ファミリーダラー] ダラーゼネラルが買収提案
鈴木敏仁 (01:20)
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