2014年10月17日
マクネアー理論

ウォルマートが恒例の投資家向けカンファレンスを水曜日に開催しました。
今年の業績予測を下方修正したり、来年の設備投資額の縮小などなどいろいろ出てますが、このあたりはおそらくあちこちでもう書かれていることなのでここではおいて、時期を合わせて各地でデモが発生し逮捕者が出るに至っています。
目的は賃金水準の向上で、毎年のことなので珍しくはないのですが・・・カンファレンスでメディアがウォルマートを取り上げる日を狙ってデモをするところに、プロ臭さを感じてしまって鼻白んでしまうのは私だけでしょうか。

デモのうしろには食品労働組合がいます。
食品労働組合の交渉相手はスーパーマーケット企業ということになるわけですが、しかし対ウォルマート運動の場合はそのうしろにスーパーマーケット企業がいるとみられています。つまりいつも戦う相手と、対ウォルマートでは共闘するわけですね。
賃金を上げることが経費増につながって、最終的には競争力を弱めることになりますから。

これに対してダグ・マクミロンが全従業員を最低賃金より高くすると言っているようです。
現在連邦で定められた最低賃金は7.25ドルですが、州によって高く設定することも可能で、カリフォルニアは9ドルです。
例えば7.26ドルにすることもできるわけで、マクミロンのコメントがどこまで実行するかは分からないのですが、こういう話題が出るたびに想起するのがマクネアー理論です。

会社は大きくなればなるほど経費増のプレッシャーが働き、組織肥大して弱体化し、これを倒す新興企業が生まれ、この新興企業が大企業になり・・・をくり返すというあれです。

ウォルマートはこの理論を証明する企業になるのか、はたまた理論を破綻させるのか。
ちなみに連結ベースでウォルマートの販売管理費率はここ数年19%程度で推移しているのですが、20年前は15%でしたから、経費は明らかに上昇しています。

鈴木敏仁 (01:49)

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