食品メーカー大手のクラフトフーズが、マカロニ&チーズ24万2,000個に異物混入の可能性があるとしてリコールを発表しました。
ステンレスの小片が混入している可能性があるとのこと。
現時点で8件の苦情が寄せられているそうです。
さてこの異物混入、日本では社会問題化して工場が操業停止に追い込まれるなど、注目を浴びていますね。
製造現場において異物の混入を100%防ぐのは不可能で、アメリカでも定期的にリコールが発生しているのですが、日本のように社会問題化することはほぼありません。
この違いは何なんでしょう。
考えられる理由の一つは、アメリカではFDAによって異物混入の基準がきっちり作られていることです。"~には昆虫の断片50個までならOK"というように、最低限の許容範囲を決めて、それを超える混入に関しては法的責任が問われる、というルールができています。
もう一つは、対応マニュアルができあがっているということでしょう。
メーカーを代表する協会と小売を代表する協会が、リコールをスムーズに処理するための方策を共同で策定するということにアメリカは長く取り組んでいます。
こう考えると日本では、ざっくりとした基準と場当たり的な対応で、問題が表面化しやすいということが言えるようです。
2015年3月18日
[クラフトフーズ] 異物混入で商品24万2,000個をリコール
鈴木敏仁 (01:38)
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