FMI(食品マーケティング協会)がクレジットカード会社に対して、決済システムのEMV対応への期限の延長を要請しました。
今年の10月だったものを来年としたいというのがFMIの意向で、理由は対応しきれていない企業たくさん残っているから。
法的問題が生じますから、小売側としては公的に認めてもらわないと困るわけです。
一方のクレジットカード企業は延長を認めていないようで、軋轢が生じています。
ウォルマートはシステムの変更は終わっていて金融側からの要請に応じているのですが、EMVに対しては否定的なスタンスで、「これがハッキング対策になるとは思えない、ジョークだ」と公的に発言しています。
このニュースでわかることはアメリカの小売企業とクレジット企業は相変わらず敵対しているということですね。
データ漏えいへの対策はいまだにクリアになっていません。
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