ウェッグマンズの強さは対面売場だけじゃないという話しを数週間前にエントリーしましたが、先週末に見に行ったのでネタをもう一つ。
どうやら同社の現在のテーマは打倒メンバーシップ・ホールセール・クラブらしい。
今年前半に行ったニュージャージーの店舗では、マーケットカフェと逆側の店舗の端の売り場に、倉庫ラックを並べてパレットを使ってのMWC形式の販売方法を導入していて驚いたのですが、バッファローの店舗では売場の一部を大容量パックの大陳売場とし、ファミリーパックを強調するサインを店舗中で使って訴求していました。
PBも例えばシャンプー2つをパックして"ファミリーパック"として売ったりしていたので、PBの製造段階で手を入れているわけで、単にメーカー頼みで値下げしただけのプロモーションではなく、本腰を入れてMWCと競合していることがわかります。
おそらく仮想敵はコストコ。
もともと同社はグローサリーで価格競争力を持っている企業ではあるのですが、ここであえてMWCを狙った販促キャンペーンを開始するところがウェッグマンズらしい。
一点にとどまることなく新たな何かを絶えず続ける姿勢がこの企業をここまで成功に導いたのだろうと思います。
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