ウォルマートがスマホを使った独自決済システムを来年中に導入すると発表しました。
名称はウォルマートペイ・・・アップルペイ、アンドロイドペイ、サムスンペイと、みんな安易な名称つけますね・・・
アプリを利用する決済です。
アプリにクレジットカードやギフトカードを登録、レジでアプリを起動し支払いを選択、するとカメラが起動し、レジのデバイスに表示されるQRコードをスキャンすると決済が終了するという仕組みです。
レシートもデジタル化されます。
こちらがプロモーションビデオ。
企業による独自の決済システムはスタバが先駆していますが、アプリに表示されるコードをレジでスキャンしてもらう仕組みで、ウォルマートのお客側がスキャンする方式は逆ということになります。
これによって、ウォルマートを中心とした小売企業が結成したコンソーシアム、Merchant Commerce Exchange(MCX)によって開発が進んでいるカレントCがどうなるか、微妙な感じとなりましたね。
ウォルマートはMCXから抜けないと言ってますが。
ウォルマートペイにしろカレントCにしろ、アプリを使った決済手法を採用することで、デバイス依存を避けているわけです。
それと自分でやることで手数料の削減を目論んでいる。
しかしながら、近づけるだけで決済がはじまるNFCと比較すると、アプリのカメラを立ち上げるまでの手数が多く、面倒です。
お客にとっては良いことがあまりないような。
まあ、セキュリティを考えると今後はウォルマートペイを選択するのが良策ということになるのですが、アップルペイの使いやすさを実感している自分にとってはフラストレーションがたまるなあとしか言えません・・・。
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