2016年1月22日
[ウォルマート] 最低時給を10ドルへと引き上げ

大きなニュースなので日本でもすでに報じられていますが、ウォルマートが社員の待遇の改善を公的にリリースしました。
2月20日から時給制社員120万人超の最低時給を7.25ドルから10ドルへと引き上げます。
ただしエントリーレベル(つまり小売で働いたことのないような初心者等)の新人は9ドルからとなります。
また12月31日の時点で働いていた人は最低2%の昇給や、新たな福利厚生プランなどが含まれています。

この結果、時給社員の平均賃金はフルタイマー13.38ドル、パートタイマー10.58ドルとなるそう。

一日に引き上げる賃上げとしては過去最大規模と言っているのですが、アメリカだけではなくグローバルでみても確実に最大でしょう。
賃上げにより平均賃金はフルタイマー13.38ドル、パートタイマー10.58ドルとなるそうです。

ウォルマートはたたくと目立つのでスケープゴートになりやすく、賃金が低いと批判されがちなのですが、実はターゲットもけっこう低いと指摘されているんですよね。
まったく話題になりませんが、ダラーゼネラルやダラーツリーあたりはもっと低いはずです。

今回の賃上げは批判に対応してというよりも、最低時給を10ドルレベルに引き上げる動きが全米にあって、事実カリフォルニア州を筆頭に10ドルへとする州が増えてきていて、不可避とみて真っ先に上げてしまったというのが真相だろうと思っています。

10ドルは現在のレートで1,200円弱。
東京の最低時給が907円。

今の為替レートで日本と比較すると、アメリカはけっこう高いんです。

鈴木敏仁 (02:11)
ペプシネックス



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