ウォルマートがチャネルアドバイザーと組んでマーケットプレイスを強化していることが分かりました。
チャネルアドバイザーが催行しているカンファレンスで明らかにされました。
チャネルアドバイザーはマーケティング会社と表現されますが、クラウドベースのアプリケーションを開発したり、調査データをベースとした支援を行ったりするビジネスモデルの企業です。
チャネルアドバイザー主催のカンファレンスなので、"ウォルマートと仕事をしてるよ"的な広告目的もあり情報ソースとしては今ひとつなのですが、興味を引いたのがマーケットプレイスの順位、アマゾン、Eベイ、そしてウォルマートなのだそうです。
シアーズやベストバイなどマーケットプレイスに挑んだ企業は少なくないのですが、けっきょくリアルリテーラーとして残ったのはウォルマートだけで、どうやら3社に絞られたようです。
ジェフ・ベゾスは2015年度の決算報告書で、ビジネスの柱はプライム、マーケットプレイス、AWSの3つで、4つめの柱を探しているところだ、と表明しています。
ところが、最近読んだ日本のとある経済誌のアマゾン特集では、マーケットプレイスはちょっとだけ言及されているだけで、ことさら取り上げて深掘りはしていませんでした。
おそらくその重要性に気づいていない。
アマゾン自体がマーケットプレイスについてあまり語らないというのもあるでしょう。
宝の山だから語りたくないのだろうと思ってます。
日本のリアル小売企業がアマゾンに対抗してマーケットプレイスをやるという話も聞きません。
単に場所を貸すビジネスじゃない、という点にはやいところ日本の皆さんも気づくべきなんですけどね。
マーケットプレイスという市場が絞られはじめたところにちゃんとウォルマートが食い込んでいるというところに、ウォルマートという企業の凄さとかしたたかさを感じます。
2016年4月15日
[ウォルマート] チャネルアドバイザーと組んでマーケットプレイス強化
鈴木敏仁 (10:49)
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