トランスジェンダーが男女どちらのトイレを使えるのかと言う問題が浮上しています。
ノースカロライナ州が先月、トランスジェンダーが学校や公共の施設のトイレを使うときは、生まれたときの性別に従って使わなければならないという規制を全米に先駆けてはじめて成立させました。
類似の規制を検討している州は少なくないようです。
ただし規制は公共施設のみで、一般施設に関してはその施設の管理者に決定が委ねられています。
この規制に反対し、ペイパルやドイツ銀行などノースカロナイナ州でのプロジェクトを保留する企業や、ブルース・スプリングスティーンなど公演を中止するミュージシャンが増えているようです。
これに対してターゲットが、自社の店舗ではその人の意思に任せるとして、規制しないことを表明しました。
おそらく最初に意思表示した大手小売企業だと思います。
こういう動きに関しては業界に先駆けるホールフーズも今のところ何も表明していません。
だけではなく、トランスジェンダーに対する差別で訴訟を起こされたりしてます。
ターゲットはもともとこういうラジカルな社風をを持った企業でして、同社はしばらく低迷してましたが、ようやく元に戻ったのかなという気がします。
このニュースを知り、アメリカでは小売とトランスジェンダーの向き合い方という課題が大きく存在すると言うことを改めて実感したのでした。
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