自主再建の道を模索したスポーツオーソリティですが債権者との合意に至らず、資産売却のオークションが実施されて、リクリデーター三社が競り勝った模様です。
これによって廃業が決まったことになります。
買うのはゴードン、ヒルコ、タイガーキャピタル、在庫に対して101%を支払うという条件となっているので、リクィデーターが在庫を丸ごと買ってしまうやり方のようですね。
リクィデーターによる請け負い方は、手数料方式とこの在庫丸ごと方式と2つあります。
丸ごと方式の場合は、債権者にとってのリスクは減じますが、高く売れたときの儲けが取れないというマイナス面もあります。
リクィデーターによってのメリットとデメリットはその逆ですね。
競合のディックスも入札したようですが、数店舗の買収しか興味がなかったようです。
スポーツオーソリティという商標がどうなるのかについてはまだ情報がないのですが、これもリクィデーターが買うのではないでしょうかね。
そうすると、リネンズンシングのようにネット販売で名前が残るという可能性はあります。
それと日本での商標使用権がどうなるのかという興味もあるのですが、もし今後もイオンが使い続けるのであれば商標を買った会社にライセンス料を支払うことになるのでしょう。
イオンが買ってしまうという手もあるようにも思いますが、どうでしょうね。
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