2016年7月27日
外食と内食のバトル

マクドナルドが第2四半期に業績を発表したのですが、売上高4%減、最終利益高9%減、と減収減益でした。
業績が振るわない理由の一つとして挙げられているのが外食業界全体のスローダウンで、その原因として消費者の内食志向の高まりが指摘されています。
ランチは自分で作り、夕食は家で食べる、という人が増えているというわけです。

この結果について、ひょっとすると景気後退へのサインではないかという見方をしていて、そうかもしれないと思うのですが、私はもう一つ気づいたことがあります。

米国国勢調査局の発表では、今年1月の時点での消費者による外食支出は504億7,500万ドルで、小売での食品支出の504億6,600万ドルを史上初めて追い抜いた、となっています。
つまりアメリカ人の食は内食よりも外食へ傾いているんですね。

ならば、今回のニュースをどう理解するか、です。

景気後退のサインなどではなく単なる短期的なものに過ぎないのか。
ひょっとしたらスーパーマーケット業界が頑張ってお客を取り戻しはじめたのかもしれない。

さて、どうなんでしょう。
今後が気になるニュースです。

鈴木敏仁 (12:21)
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