前回のエントリーでリバースロジスティックを取り上げましたが、ちょうどメディアが返品について記事にしていて、やっぱりこの時期は旬なネタなんですね。
2015年のNRFによる調査によるとネット販売の返品率は15~30%で(カテゴリーによって幅がある)、リアルな世界の約8%よりかなり多いとしています。
また11月から12月にかけての歳末は返品が増えて、これに2%ほど上乗せすることになるそう。
ネット販売の返品率が高い理由として、画面のイメージと実物が異なって見えること、ファッション商品の場合は例えばサイズを上下買って合わないものを返すと言う買い方があること、などが挙げられています。
返品は利益を食うので頭痛の種ですが、しかし店舗返品を可能にすると、店に来てくれるという集客要素としても働きます。
つまりデメリットだけとは言い切れない。
だから、返品をいかに効率的に取り扱うか、つまりリバースロジスティックスが重要になるわけです。
返品の単品管理、その処理方法(卸やメーカーに返すのか、または転売するのか等々)、物流の効率化、といった領域でのノウハウの積み重ねがこれから重要となっていくことでしょう。
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