ウォルマートが今月末に本社人員の1,000人を解雇します。
組織編成の見直し、つまりリストラクチャリングの一環ですね。
対象となっているのはサプライチェーン、人事、Eコマースなど。
同社は年内に1万人を雇用する予定であることを発表し、トランプが感謝のツィートをして注目されました。
これがけっこうメディアに取り上げられたのですが、実はもともと予定していた雇用計画で、トランプにプッシュされたから増やしたと言うわけではありません。
アマゾンも今後1年半で10万人を雇用すると発表していますが、これもたぶんもともと予定していたものを宣伝効果が高そうだからあえていまの時期に出したものだろうと思っています。
そしてウォルマートはちゃんと解雇もする。
ただしこの解雇については当然のことながら表だってリリースしているわけではなく、メディアが情報を得て書いているものです。
本社の人員整理は恒例のことでして、思い出すのも難しいほど昔からウォルマートは定期的にやっています。
本社人員の総数、最後の解雇の時から今までどのぐらい増えたのか(つまりネットの増減)、このあたりが分からないので1,000人が多いのか少ないのかは分かりません。
ただ組織というものは放っておくと自然に増えていくもので、これを定期的にスリム化するのは正しい。
店舗に対して襟元をただすという、そういうポーズになることも動機の背景にあると思っています。
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