2017年3月 1日
[ターゲット] 減収減益決算で建て直しへ

ターゲットが決算を発表したのですが、業績が振るいません。

第4四半期は、売上高4.3%減、最終利益高42.7%減、既存店成長率1.5%減。
通年は、売上高5.8%減、最終利益高18.6%減、既存店成長率0.5%減

減収減益なのですが、歳末を含む第4四半期の不調が目立ちます。
ブライアン・コーネルが新CEOとなってからいったん業績は持ち直したのですが、再び下げ基調となってしまいました。

再建策として、今後3年間で70億ドルを投じて店舗やブランド開発を強化する、また10億ドルを値下げにあてる、としています。

昔のようなはっと驚くような広告やブランディングが出なくなってしまい、一方ウォルマートやアルディといった低価格志向の企業やアマゾン等のネット通販にコモディティを持っていかれてしまっている、といったところでしょう。
とくにこの企業のビジネスモデルの場合は前者のマーケティング戦略がカギを握っているのですが、おそらく人材が流出してしまったのだろうと思います。

バランスシートを見る限りまだまだ余力があり、今のところ店舗閉鎖というところにまでは踏み込まないようですが、このままだと近い将来縮小均衡へ向かわざるを得なくなるのかもしれません。

鈴木敏仁 (01:18)
ペプシネックス



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