2017年5月23日
Eコマース時代のリアル小売業

Eコマースがどんどん成長して行く中で、リアル小売企業が何をしなければならないのかが、だいぶ分かってきました。
もちろんそこから利益をあげるという最終的な解は見つかっていませんけどね。

我々が勉強してきたチェーンストア理論というものがあります。
これが2つに分岐して行く。

1つは、ウォルマート、コストコ、アルディ的なディスカウンティングを追求する道筋で、これは従来の日本的チェーンストア理論に近い。
絶対的な安さでECに勝つ。

もう一つは、「ウェッグマンズ/ロブロウ/ホールフーズ」→「マリアノズ」→「クローガー/ハイヴィー/ジャイアントイーグル等が開発し始めたアーバンフォーマット」的な道筋です。

モノを売るのではなく、人が集まる「場」を作らなければなりません。
これで、そういう「場」を持たないECに勝つことができます。

しかし、これがまた難しい。
小売というもののDNAは物販ですからね。

「コト消費」という表現をしてしまう点ですでに負けてます。
やっぱり消費してもらうという発想が背景にあり、どこまで行っても買ってもらおうとするわけで、そう考える時点で人が集まる「場」というものは創造できないでしょう。

これ、私にとっても難しいテーマで考え始めたばかりです。
材料が集まってきて、おぼろげに姿が見えてきたかなというところです。

鈴木敏仁 (05:21)
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