2017年6月29日
[ウォルグリーン] ライトエイド買収プラン、二分割でFTCが認可

ウォルグルーンによるライトエイド買収案件、最終的にライトエイドを半分に割ることでFTCが許可しました。
買収案を公式に発表したのが2015年の10月なので、1年半かかってようやく決着です。
買収総額は51億7,500万ドル。

これが買収発表時。
[ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス] ライトエイドの買収で合意

FTCが難色を示した後の代替案がこれ。
[ウォルグリーン] フレッズに865店舗を売却
これでもFTCは許可せず、交渉が続いてきました。

ウォルグリーンが手に入れるのはライトエイド4,523店舗中の2,186店舗で、残りはライトエイドとして存続します。
簡単に言えば、ライトエイドが半分をウォルグリーンに売却するということですね。

ライトエイドが手放す店舗のほとんどは、北東部、ミッドアトランティック、南東部、だそうです。
なんとなく、東海岸の旧ライトエイド/エッカード/レブコを手放して、西海岸の旧スリフティ/ペイレスが残ってライトエイドとして存続する、というイメージかなと。

ライトエイドの自己資本比率はわずか5%で、長いこと債務負担に苦しんできました。
そのなるきっかけがスリフティ/ペイレスの買収でしたから、こちらで存続するというのは皮肉というか、なんというか。

ライトエイドはこれで債務を減らし、縮小して復活にかけることになりますね。

ウォルグリーンは米国内店舗数が1万を超えてCVSを抜き、旧ブーツの海外店舗を含めると1万5,000というチェーンストアの誕生と言うことになります。

追記)
エントリー後に東にも店舗が残るということが判明しています。間違っているので取り消し線で訂正させて頂きました。

鈴木敏仁 (12:37)
ペプシネックス



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