2017年6月 5日
[ウォルマート] 好例のフェスティバル型の株主総会を開催

ウォルマートが先週後半に恒例となっているフェスティバル型の株主総会を開催しました。
株主に対して業績を説明し、一問一答するというよくある総会ではなく、社員に対してパフォーマンスする場となっているということについては皆さんご存知の通り。株主に対しては10月に別のカンファレンスを設けています。

マクミロンがキーノートスピーチをしましたが、内容はデジタル化についてがやはりメーンで、変革の真っ最中だ、未来のショッピングを作る、それを担うのは社員の皆さんだ、といったところです。

ところで先週初頭にロサンゼルスの店を見て回り、価格比較をしてみたのですが、ウォルマートがかなり安いことに気づきました。
同時に、祝日と言うこともあったのですが、客数が非常に多くレジがオーバーフローを起こしていることにも気づきました。
客数の予測を読み間違ったのでしょう。
ウォルマートは今年に入ってから価格を下げているのですが、お客がこれにちゃんと反応していると私は理解しました。

もちろん労働条件の改善や人材育成プログラムといった人への投資が店員のモチベーションを上げて、これが店頭環境を改善し、お客の買い物に好影響を与えていることは言うまでもないでしょう。

ウォルマート対スーパーマーケットという図式で見たときに、2009~2010年にかけてウォルマートが強く、2013~2016前半まではスーパーマーケットが強かったが、昨年の後半からウォルマートがスーパーマーケットを抑えはじめたということをアナリストが書いていて、店頭でこれを実感したのでした。

マクミロンによる経営は軌道に乗ったと見て良いようです。

鈴木敏仁 (01:34)
ペプシネックス



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